多分10年くらい前から、存在を知ってのぼるリストに入っていた。勿論登りに行っていないわけじゃなく、数年前から何度も計画し何度も雨で中止や延期、登山口まで行って雨で蜻蛉返りも2回。2022年は左方カンテを登るも、2日目は夜中から雨で敗退。
遂に登れたので、自分のためにも簡単に記録。
5:16 中尾高原口
5:22 槍見館、登山口
5:55 穴滝
6:30 錫杖岳分岐
7:30 基部到着
8:10 登攀開始
8:30 1P終了
9:00 2P終了
10:00 3P①楽しむために3Pを2つに分けた
11:00 3P②終了
11:30 4P終了
12:00 5P終了
12:30 基部
13:55 穴滝
14:20 槍見館、登山口
14:30 中尾高原口
この形、萌える。
7時間ほど運転して到着。
錫杖岳登山口に登山届を出します。
出さないと罰金5万円ですって。
渡沢して少し行くと錫杖岳見えてくる。
分岐を左に、再度渡沢して岩壁基部を目指す。
ここがスタートちてん、左方カンテから沢に出て50mほど上がったところ。顕著なクラックが目印。この奥は危険そう。そして、全体的にすごい染み出しというか、濡れていると言うか、いい感じです。
1P Wさん 階段状のアプローチを登り、20m 真上の草付きのテラス、終了点しっかり。
2P ワタシ テラスから左上、クラック通りに登っていく、カムは最初に2つ、ハング下の残置にフリップして、フェイスを直上して剥がれそうなフレークに1つセットしたら枯れ木のテラスに到着。上を見ると3Pのハング。
2Pから下を覗く。
3P Wさん カムを5番まで2セット持ってきたのでここで全て渡す。重そう。ハング出口に4番を決めて、濡れた岩に足を置き換えて抜けてました。フォローでも落ちるかと思ったわ。
どんどん登って、本来つなげてもいいハング下の視点で切ります。どんどん行ってもいいけど、早く終わっちゃうもんね。
4P ワタシ ハングしたから右に出て、クラック沿いを直上。初めて5番使った、1個。水平テラスに向かう。残置のない綺麗なアンカーあるけど、懸垂下降用かな?と思って5m上のもう一つ上の木の繁ったテラスで切る。支点作るの面倒なら下でもいいかな。とにかくカムはあまり使わない。
フォローでWさん登ってくる。
5P ダブルクラックからスタート、4番決めて登り始める。少し登りにくそうだけど意外と楽。上部は草が多いけど、あえて岩を登ると簡単にテラスに出られます。最後のスラブは楽しい!
この上は左方カンテと合流して、スラブの6Pはもうええね。ここまでかやりたかったのでご飯食べて降ります。丁度12時。
懸垂は50m2本で、
①水平テラス下の綺麗な支点まで
②1P終了点まで
③基部まで
の3ステップで下降 30分弱
安全地帯まで降りてきました。
12:30に降りてきて。荷物を綺麗に片付けて。
13時に出発、ここから、帰る作業。
これが一番辛い。
14時過ぎに登山口到着。
疲れたけど、本当に登りたかった所に来れてよかったです。グレードより、何より自分の目標を一つ達成!純粋に嬉しい。
温泉入ってうまい棒たくさん食べて、帰宅します。
23時に帰宅。
交通費37500円。
贅沢な遊びです。