重い荷物を持って歩くことほど辛く、自分にとってリスキーなことはない。
そういう思いで今回も、無駄を極力排除して、ライトパッキングを心がけてみる。
削りに削ったはずの荷物でも・・・行ってみると案外使わなかったもの多いなぁとか
反省も多いわけで、せっかくなので今回は持って行かなくて良かったもの・・・
ということで自分で自分分析。
上ノ廊下3泊4日分の装備(パッキング)総重量約9㎏
ザック グリベル ZEN30L(980g)
寝袋 モンベル#8
エアマット モンベル150㎝
エマージェンシーシート1
登攀具(ハーネス、スリング3本、安環カラビナ2、ATC、ヌンチャク1)
防水バッグ3
(衣類)
レインウェア(ノースフェイスクライムライトジャケット)270g
レインウェア下(モンベル)
ウェットジャケット1.5㎜
ウェットパンツ1.5㎜
Tシャツ、ラッシュガード長袖
(食事)
食料(朝3、夜3)
予備(各1)
行動食3日分+1
醤油・さわびチューブ
プラティパス2L
(その他)
ヘッドライト
モバイルバッテリー
ルアー
(共同装備)
コッヘル、火器、ガスカートリッジ500ml
ヘリテイジクロスオーバードーム2
釣り具
ロープ(アイスライン)
そして1日目の水2L程度を入れて総重量約9㎏、もっと軽かったかもしれないけど。
はっきり言って、今回もっていかなければよかった=というものは
先ず要らないのは
①水!
これは、要らない。
黒部ダム~平の渡~奥黒部ヒュッテまで
歩き続けるために1Lあれば十分かなと(自分は)思った。
あと・・・沢に入ると
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歩きながら、沢の水をぐびぐび飲んで・・・。
料理にも使って・・・。
大東新道あるし、薬師沢小屋あるから気にならないわけじゃないけど。
水は豊富にありますので、わざわざ担ぐ必要ゼロ。
驚異の148g
水なんて持ってる場合じゃないな。
②ガスカートリッジは350ml
今回は3人で500ml、3泊を想定していたのもあるが
結局2泊分の朝、夕、3人分のお湯を沸かしたのみ。
1人1L×2回×2日と考えても12L、実際はさらに少ないと思うので
10Lくらいだとして(帰ってきて測定したらなんと492g)
重っ!こんなでかいのは要らん!
まぁ最初の重さが恐らく600gほどはあると思うので。
それでも350gあれば十分ですね。
③寝袋は薄め、マットは厚め
これは、いろんな意見があると思うけど
今回5人のパーティーで寝袋は2人だけ、あとはシェルターやタープの下でツエルトに包まるスタイル。でも・・・お盆の時期でも0時を過ぎると急に寒くなる。
死ぬほどじゃないけど、我慢は嫌なので、なるべくコンパクトで軽いものならいいかと思う。マットは厚めがいいなぁと思うけど、沢の中は所々、広い砂地がある。
ここで寝たいなぁと思うけど、そううまくは行かないのでやっぱりマットは厚めで。
エアーもいいけど、
Zライトなら破れる心配のないものの方がいいかも、Sなら270g
モンベルのU.L. コンフォートシステム アルパインパッド25 120でも483g
その差213g
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④ルアー各種
これ、何度測っても75gほどあって、結局釣り↓時間は2日で1時間程度。
使ったルアーはこのあたり、まぁイワナなので最終的に、使い倒したミノーの
リップが折れた状態ででも釣れてました。
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なので、他の釣り具は不要、これが2個あれば十分でしたね。
もっと言えば、テンカラなどにすればさらにウェイトは減りますね
早く、確実に釣れることが大切かも。
⑤わさびチューブ、醤油
わたしは、これだけのために・・・120gほど無駄な荷物を担ぎました。
使ったのは1泊目の夜だけ、しかもほんの僅か。
スーパーの刺身コーナーの醤油とワサビで十分でした。
⑥モバイルバッテリー
下の記事でも書きましたが
10000mAhあれば十分でした、今後のことも考えた買い物だったので
まぁ仕方ないけど。大きければ安心感になりますね。
とまぁ、こんな感じにもう削れない、と思っている荷物も
案外まだまだ削る余地があるってことですね、人にどうこう言いたいわけじゃなく
自分の次回への戒めとして備忘録的に書いておきます。