初の沢登り、しかも長い。
沢の中だけでも2日間、そして何より驚くのが
黒部ダム~平の渡しまで約9km
平の渡し奥黒部ヒュッテまでも約4kmくらいあるという事が判明。
で「沢」
で終わったら駐車場までまた・・・歩き
薬師沢小屋~太郎平小屋までもまた約4Km
太郎平小屋~折立駐車場まで5㎞以上・・。
上の廊下は沢以外の歩きが22Km以上もある。
で、沢はというと大体15Km。
普通なら登山靴で全行程行くのが圧倒的に効率的。
しかし、沢は沢靴だろ!
ということで、大きな判断をしなければならない。
①登山靴のみ
②沢靴のみ
③登山靴と沢靴
悩ましい・・悩ましすぎる。
①は行程の特徴上無し!としても
②なのか、③なのか・・・。
そもそも歩けそうな沢靴なんて持ってない。
モンベルのサワーシューズは持ってるけど、あんなので40Kmも歩いたら、足の裏なくなりそう。
というか、沢オンリーでも心細い。
でも登山靴なんて持ちたくない、重い。アプローチシューズでも嵩張る。
コンバースならもっていかない方がマシそう・・。
とりあえず重さを見てみます。
↓サワーシューズ 328g(26.0cm・片足)
いや、これは無理だ。と、サワートレッカーの重さを見てみると・・・
↓サワートレッカー 371g(25.5cm・片足)
片足で43g、しか違わない。
両足でも100g以下。
なのに、何だこの安心感・・・。これなら全行程歩けそうな気がする。
使わないものをザックの中に詰めていると思うだけでも精神的にストレスになる私にとっては
最高の選択肢。
で、購入!
結論から言うと②の沢靴のみで全行程を歩くことを決定
黒部ダムから~
太郎平小屋まで
折立で写真撮ってないけど
オフロードも
水中も
岩の上も
木道も
夕立の中も
木の根の上も
コンクリートも
全行程歩き抜けました。荷物は10kgちょっとだったかな。
あんまり信用してなかっただけに、かなり優秀やなぁと
歩きながらずっと感心していました。
でも、つま先のロゴはいらんかな。
数日で剥がれるし・・・。
ソールは思ったほど減らない。もちろんグリップは最高。
アッパーの一部がややほつれ気味・・なんか弱いな。
とはいえ、不要な靴を持たずにしっかり歩ききれる沢靴。
そして、安くて何より軽い。1回でつぶれても文句は言えません。
今回の選択肢の中でもNo.1の買い物でした。
最高です。